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朽ち果てたRocker
俺にとって理想のライブは、必要以上のMCを無くし、終始ノンストップに近い状態でロックンロールを体感して欲しい!映画の様にライブにもストーリーがあり、途中でMCを入れる事によって物語は中断し、内容によってはライブ事態が失速してしまう事がある。最近MCにミニコント的な事をし盛り上げているバンドが目につく、(コミックバンド以外のバンド)たまたま二度拝見する事があり同じ様な事をやっていた。ネタ合わせをやっているのかいないのか・・・。そんな事をして笑いをとりライブを盛り上げる必要があるのか?他に何か言いたい事はないのか?俺達はお笑い芸人でもなけりゃタレントでもない!ハナからMCを流れに交えた選曲はしたくないしネタあわせの練習もしない!『それはそれで楽しいライブになればイイ』と言う意見や、『客を引きつけられるのでは』と言う意見を耳にする。

ウケて味を占める奴も少なくはないし、周りにもそんな風に変わって行くバンドが多々いた!MCで笑いをとり、渋めの曲をやれば、そこそこウケがいいのも重々解っているが、そういうバンドをやっていた時に『MC楽しかったよ!』とか「また笑わして!」とか言われて客が増えるのは良い事だが、言いたい事があまりにも伝わってない事に気が付いた!その時にはもうバンドのイメージや貼られたレッテルはへばり付いて剥がれることはなかったし、メンバーも勝手についたイメージを壊す勇気がなかった。そしてそのままバンドは巨大な何かに押し潰されてしまった。軽いノリで付いた客は些細な事で消えて行くし曲もノリだけで十分過ぎるくらい喜んでくれる、俺はそんなタレントまがいのバンドはやりたくない!曲や詩、メンバーの一生懸命さなどを見てくれるコアな連中と付き合って行きたい!一度きりの学芸会ノリのバンドなら適当に笑いをとり、適当に受そうな曲で通用するであろう。感動の曲には感動の前降りをし、楽しい曲にはそれなりの前降りを、そういう茶番劇をするバンドが目につくようになって来たし、そんなバンドがライブハウスでトリを務めている!そして俺達は今や前座・・。

その時その時によってある程度の構想は考えつつ理想のステージングを心掛けている。必要な言葉は楽曲に詰め込んである!伝わりにくい所はあるが、そこらの茶番バンドよりは魂が入っているので耳からでなく、心から聴けると思う。どのバンドも適当にしがちなライブの曲順、選曲などは重視しする必要があると思う、もちろん最終的にはメンバーと話し合って決めるが、俺は前のライブが終わった時点ですでに次にやる曲は何曲か挙がっているし、考え始めている。同じ様な選曲や同じ様な出だし、同じ様な終わり方が続く事もあると思う、でも次のライブで言うべき事があればその曲は外せないし、環境や事情によって選曲は同じ様になってしまう事はある。それに問題はそんな直ぐに解決しない!簡単に解決するようであれば、そんな歌詞は作らないであろう!持ち曲がもっともっとあれば外せない曲の中からまだ選ぶ事が出来るであろう!今はありきたりな事件や出来事、見落としがちな盲点を独自のレンズを通して言葉にし、FREE FLIGHTのリズムにのせ形にして行きたい!





















































































































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